ドコモ「データプラス」は本当にお得？｜評判・他社プランとの比較を紹介

月額1,000円でギガホ・ギガライトの通信をシェアできる「データプラス」が2019年6月よりスタートしました。

月額1,000円の格安料金で、タブレットやルーター用の通信が使えるということで、気になっていた方も多いのではないでしょうか。

データプラスは、ほかのキャリアよりお得なのはもちろん、格安SIMと比べてもかなりお得なプランです。格安SIMでタブレットを利用中の人も、ドコモでスマホを使っているなら検討の価値ありです。

しかしいざ契約となると

「データプラスの特徴や注意点は？」

「データプラスを実際に利用した人の評判は？」

といったあたりは気になるところだと思います。

そこで本記事では、

• データプラスの特徴・注意点
• データプラスと他社プランとの比較
• データプラスのユーザーの間での評判

などデータプラスを検討する上で気になるポイントを解説していきます。

お得にタブレットを利用するために、データプラスを詳しくチェックしていきましょう。

データプラスとは

データプラスは、月額1,000円で「ギガホ」「ギガライト」のデータ量をシェアできるプランです。

たった月額1,000円で、タブレットやルーターの通信が使えるのが魅力です。

データプラスは、新プランでは唯一のデータ通信専用プランです。ドコモでタブレット用の通信を契約をしたいとなると、必然的にこちらのプランを検討しすることになります。

データプラスの特徴は以下の通り。

データプラスについて詳しく見ていきましょう。

ペアとなる料金プランは「ギガホ」「ギガライト」

データプラスで、ペアにできる料金プランは「ギガホ」「ギガライト」の2つです。旧プランは対象外となります。

ギガライトとは

使った分だけ料金を支払うタイプのプラン

ギガホとは

30GBのデータ定額プラン

ギガライトはデータ量が多くなると高額になるので、データプラスとのペアに向きません。

データプラスを使うなら、基本的には「ギガホ」を利用していくのが良さそうですね。

旧プランと比べると、料金は格安になった

新プランではデータ通信専用のプランはデータプラスのみです。

旧プランではデータ通信専用プランとして「データプラン」というのがありましたが、こちらは2019年5月31日をもって新規受付は終了となっています。

「データプラン」は基本使用料は1,700円ですが、別途でパケットパック（月額2,900円～）とインターネット接続サービス（月額300円）の契約が必要でした。合計すると4,900円～と、かなりの高額プランです。

それと比べると、新プランの「データプラス」は月額1,000円と格安SIM並みの低価格となっています。

旧プランのデータ通信専用のプランと比べると、かなり利用しやすくなっています。

「2年契約」が基本

データプラスは、基本的に2年契約となります。

「2年契約なし」のプランもありますが、料金はかなり割高です。

2年契約の場合、契約期間内の解約には、契約解除料9,500円（税抜）がかかります。契約解除料なしで解約するためには、2年後の更新月まで待たなければなりません。

格安SIMのデータプランでは、ほとんどの場合、契約期間がありませんが、ドコモの「データプラス」では、しっかり契約期間を設けているので注意しておきましょう。

データプラスもSMSが使える

データプラスでも、SMSが使えます。

SMSが使えれば、メルカリやLINEなどでもSMS認証して、新規のアカウントを作成することができます。

ただし注意したいのはiPadではSMSは使えないということです。

これは、データプラスだからというより、そもそもiPadがSMSを利用できない端末だからです。

iPadでデータプラスを利用しようと考えている人は、この点には注意しておきましょう。

データプラスの注意点

データプラスは、月額1,000円でタブレットなどの通信の契約ができるお得なプランですが、いくつか注意点もあります。

データプラスの注意点をチェックしていきましょう。

ギガホ・ギガライト1回線につき、データプラスは1回線まで

ギガホ・ギガライト1回線につき、データプラスは1回線まで契約可能です。2台以上のデータプラスの回線をペアに設定することはできません。

ドコモで「タブレットを2台以上使いたい」となったら、新たにギガホを契約するといった方法になってきます。かなり割高なのでおすすめしません。

タブレットを2台以上使うなどの場合には、

• 家族の回線をペア設定させてもらって「データプラス」を契約する
• 格安SIMのデータ通信専用プランを契約する

など別の方法を考えてみる方が良さそうです。

「ギガホ」「ギガライト」のテザリングは無料

「ギガホ」「ギガライト」では、テザリングが無料で利用できます。

テザリングを利用すれば、ギガホ・ギガライトで契約中のスマホからWi-Fiをとばして、他のスマホ・タブレットで通信することができます。

そのため、スマホをいつも持ち歩く人なら、データプラスを契約しなくても、「テザリング」で他のスマホ・タブレットでも通信ができます。

ただし、データプラスは月額1,000円とかなり安いので、いちいちテザリングを繋ぐのが面倒な人は、データプラスでタブレット単体で通信できるようにしておくのもアリでしょう。

また、子どもや家族が使うタブレットなどでSIMカードが1枚欲しい人にもデータプラスはおすすめです。

「テザリングを使えば、データプラスがなくてもタブレットの通信ができる」という点は、人によっては盲点になるので、注意しておきましょう。

データプラスではタブレットの機種代金の割引はない

新プランのデータプラスではタブレットの機種代金の値引きはありません。

以前は「月々サポート」といった端末の分割払いを相殺する形での、料金プランからの割引がありましたが、新プランでは、通信・通話の料金と、機種代金の支払いは完全に分離され、機種代金の値引きがなくなっています。

ドコモでタブレットを購入するとなると「定価での購入になる」という点には注意しておきましょう。

タブレット単独で通信できるプランはなくなった

新プランからは、スマホとシェアすることなく、タブレット単独で契約できるタイプのデータ通信プランは無くなりました。

つまり、ドコモでタブレットだけを契約しようと思うと、ギガホやギガライトを選ぶ必要があり、料金はかなり割高になります。

タブレットの通信だけを契約したい場合には、格安SIMの利用を検討した方が良さそうですね。

他社のデータプランと比較

ドコモの「データプラス」は、他社のプラン（タブレット向けのプラン）と比べてどれくらいお得なのか気になっている方も多いと思います。

「データプラス」は、auやソフトバンクのデータプランと比べると、料金は格安です。

データプラスを利用すれば、スマホとタブレットの通信費の合計は以前よりかなり抑えられそうです。

ドコモ「データプラス」と他社プランの比較を詳しく見ていきましょう。

au「タブレットプラン」と比較

auのデータ通信専用プランは以下の通り。

auの「タブレットプラン」は、ドコモの「データプラス」と同様にスマホとデータシェアのプランです。

料金はデータプラスの1,000円高く、月額2,000円～となっています。

「データプラス」は、auの「タブレットプラン」と比べるとかなりお得なようですね。

ソフトバンク「タブレットずーっと割」と比較

ソフトバンクでは「タブレットずーっと割」で月額980円からタブレットが利用できます。

こちらのプランも、ドコモ「データプラス」と同様に、スマホとのデータシェアのプランとなります。

キャッシュバックという選択肢があるのはデータプラスにはない魅力です。

Androidタブレットの場合には、ドコモの「データプラス」も、ソフトバンクの「タブレットずーっと割」もお得度はあまり変わりません。

ただし、iPadの場合には、かなり料金に差があります。iPadを使うならドコモの「データプラス」がお得ですね。

データプラスの評判

「データプラス、確かに良さそうだけど、実際に利用した人の評判はどうなの？」という方も多いと思います。

利用者の評判を見てみると「ギガホと組み合わせて使えばかなり安い」という声が多いようです。

また「1回線までしかペア設定できない」という点については一部不満の声もあるようです。

実際に利用した人の間での、データプラスの評判を詳しく見ていきましょう。

「月額1,000円は安い」

データプラスで1000円でタブレットもてる！
てことは
旧プランよりも1500円安なるな！
ギガホ割終わったら500円安いんか！
それなら変えてもいいかもしれん

— xaxxixrxaxx (@lib39ag) April 15, 2019

ドコモの新料金プラン

データプラスが安いんだよなぁ…
あとは月々サポートとの兼ね合い

— 白分月_唯@アークス (@yuy_hakubun) April 16, 2019

月額1,000円となると「安い！」と感じる方が多いようですね。「旧プランから乗り換えで1,500円安くなる」という声もあります。

ドコモでタブレットを利用中なら「ギガホ＋データプラス」への乗り換えについては一度は検討してみると良いですね。

「ポケットWi-Fiが不要になる」

6月でフジワイファイ解約して、7月からドコモのギガホとデータプラスにしてます
1Mbpsの制限そこまで気にならんすわ

— 爆笑大師 (@bakusyoudaishi) August 3, 2019

正直格安SIMはドングリの背比べだろうし、外でノートPC使うのにルーター強化したいのでWiMAXを考えたんだけどそれならいっそメインをギガホにしてルーターをデータプラスにした方が安いよね。
問題はデータプラスは1回線のみだからタブレットの回線をどうするかだけども…

— Ricky (@astraywolf) June 25, 2019

ギガホ＋データプラスで契約すれば、ポケットWi-Fiが不要になるという声もあります。

ポケットWi-FiにデータプラスのSIMを挿して、利用している人もいるようですね。

データプラスを利用して、ポケットWi-Fiの契約を解約できれば、データプラスの料金が発生することを考えても、月々2000～3000円ほどの節約になります。

ポケットWi-Fiを利用中の人は、データプラスを上手く使って、ポケットWi-Fiの解約についても検討してみると良さそうですね。

「格安SIMからタブレットの乗り換えも」

新プランだと、ギガホにデータプラス回線追加でルーターとか、PCとかタブレットに回線刺す人多そう。
MVNO回線辞めてそっちに集約しようかな。

— ださっち@2019JGC達成 (@satsumawarabi) April 15, 2019

ドコモのギガホ、1台30GBか。と思ったら、月+1000円でデータsim追加できる「データプラス」あった。今楽天simで運用してるiPadpro、移管すれば安くなる。はず。。。（プラン複雑すぎて不安）

— こうじりゅうじ (@KOJIRYUJI1) May 27, 2019

「格安SIMでタブレットの契約をしていたけど、データプラスに乗り換えた方がお得かも」と考えている人は多いようですね。

格安SIMでも1,000円ほどでデータ通信のSIMカードの契約ができますが、データ容量は3GB程度です。

一方で、ギガホ＋データプラスで契約すれば、月々30GBをシェアできて、たっぷりデータ通信が利用できます。

さらに、データプラスなら、ドコモ本家の通信となるので、格安SIMと比べると、通信速度は圧倒的に速いです。

格安SIMでタブレットを使っている人も、ドコモでスマホを使っているなら、データプラスを検討してみると良いですね。

「1回線までなのが使いづらい」

ドコモのデータプラス、1回線だけとか少ないので、10回線とは言わないからせめて3回線くらい契約できるようにして欲しい

— 白長谷 (@siranagatani) August 23, 2019

ギガホに紐付けするデータプラス1つだけでは無く複数出来ればそれなりにいいと思うんだけどなぁ(´・ω・｀)

— arichin (@arichin48) April 16, 2019

「1回線までなのが不便」という声も多いです。便利なプランだけに、この点については、不満の声もあるようですね。

タブレット2台目を使う場合には、

• 家族の回線をペアにさせてもらう
• 格安SIMを使う

などの方法を検討する必要があるでしょう。

まとめ：タブレットを使うなら「データプラス」はかなりお得

ドコモの新プラン「データプラス」について解説しました。

データプラスは、月額1,000円と格安の料金が何より魅力で、他のキャリアや格安SIMと比べてもお得なプランとなっています。

とくにギガホを契約している人は、ぜひタブレットやサブのスマホ用に、「データプラス」を検討してみると良いですね。

ちなみに：ドコモの契約はオンラインショップがお得です

ドコモ契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、かんたんに説明しておきますね！

理由は以下の3点。

1. 事務手数料がかからない（3,000円おトク）
2. 頭金がかからない（3,000円〜10,000円おトク）
3. 来店しなくてもOK
4. 待ち時間がない

単純に金銭面でお得なのでおすすめですが、それだけでなく来店の必要がないので時間も節約できます！

デメリットは店員さんに相談できないということでしょうか？

しかし、オンラインショップならチャットサポートで相談ができますし、対面じゃないので営業を受けることもありません。

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