新プラン「ギガライト」なら実際に4割以上安くなる！旧プランからどれくらい安くなるかを徹底検証

ドコモの新プラン「ギガライト」の申し込みが6月からスタートしました。

「月額1,980円～」の格安料金で使えるプランとあって、気になっていた方も多いのではないでしょうか。

旧プランからギガライトに乗り換えれば、4割以上の大幅な節約も可能です。スマホの使用が少ない人は、旧プランにとどまるよりギガライトへ乗り換える方がお得になります。

ただいざ乗り換えとなると、

「今のプランから乗り換えると、どれくらい安くなるの？」
「実際に利用した人の評判はどうなの？」

などは気になるところだと思います。

そこで本記事では

• ギガライトの特徴・注意点
• 旧プランからギガライトへの乗り換えで本当に安くなるか
• 実際にギガライトを利用した人の評判

など、プランの乗り換え検討する上で気になるポイントを解説します。ギガライトについてサクッと理解して、月々のスマホ代をもっと節約していきましょう。

「ギガライト」とは

ギガライトは使った分だけ料金を支払うタイプのプランです。

▼ギガライトの料金（割引なしの場合）

以前のプランでも「使った分だけ」というのはありましたが、ギガライトでは、さらにシンプルになり、料金は安くなっています。

新プランギガライトの主な特徴は以下の通り。

ギガライトを最安の「月額1,980円～」で使うためには、家族割の適用が必須です。以前のプランでは家族割はなかったので、このあたりは新プランでの変更点となります。

また、「ネット接続＋通話＋データ通信」がセットになり、通話プランを申し込みしなくても、電話が使えるようになったことも特徴です。

ギガライトの詳細について詳しく見ていきましょう。

月額1,980円～で利用するためには家族割の適用が必要

CMや広告では「月額1,980円～」というのをよく目にすると思いますが、「月額1,980円～」のためには、家族割（みんなドコモ割）の適用が必須となります。

一人でドコモを契約し、家族割が付かない場合にはギガライトの料金は、「月額2,980円～」となるので、この点は注意しておきましょう。

「みんなドコモ割」の条件と対象プラン：旧プランは対象外

みんなドコモ割の割引額は以下の通りとなっています。

家族3人以上で家族割が適用されれば、最大1,000円割引の割引を受けることができます。

なお、みんなドコモ割では代表の契約者から三親等以内なら離れて暮らす家族でも対象となります。

「みんなドコモ割」の主な対象プランは以下の通り。

新プランなら、家族としてのカウントも割引も両方が受けられます。旧プランは家族としてのカウントのみで、割引の適用はなしとなります。

家族でドコモを利用しているなら、家族割を受けるために新プランへの乗り換えを積極的に考えてみると良いでしょう。

7GBを超えると最大128kbpsに速度制限

ギガライトでは、月々のデータ量が7GB以上を超えると速度制限があります。ギガライトの制限時の速度は最大128kbpsとなります。

一方で、もう一つの新プラン「ギガホ」では制限時でも最大1Mbpsの通信が可能になり、かなり快適になっています。

ギガライトでも「制限時で最大1Mbps」だったら便利だったのにという声は多いようです。

ドコモは制限速度の1Mbpsをもっと強調して欲しかった。これをギガライトにも適用するとか。

— hiro (@s_romix_s) May 16, 2019

最大128kbpsでは、Webの閲覧も「ややストレスを感じるレベル」なので、7GB以上使わないようによく注意しておく必要があるでしょう。

「かけ放題」はオプションになった｜spモード＋通話＋データ通信がセットに

新プランでは通話がオプションの扱いになり、その分、料金が安くなっています。

旧プランでは、カケホーダイプラン・カケホーダイライトプランなどの通話プランに、30GBのデータパックをセットで付けるというような契約方法となっていました。

一方で、新プランは基本プラン（通話）、パケットパック（データ通信）、インターネット接続サービス（spモード）が一つのプランの中にセットになりました。

かけ放題はオプション扱いとなり、オプションなしでも30秒あたり20円で通話できます。家族内通話は無料です。

かけ放題の料金自体も旧プランより安くなっています。

通話が分離されたことで、旧プランと比べるとお得に契約できるようになっています。

「データ繰り越し」はなし

ギガライトではデータ繰り越しがありません。各ステップで、データ容量が余ってしまっても繰り越しは不可となっています。

旧プランの使った分だけのプランでは、データ繰り越しがなかったので、旧プランに引き続きという形です。

ちなみに、もう一つの新プラン「ギガホ」もデータ繰り越しはありません。こちらは30GBのデータ定額プランなので、データ繰り越しがあってもおかしくないのですが、少し残念なところです。

新プランでは、データ容量を余らせても意味がないので、過不足なく使っていくのが良さそうですね。

7GB以上利用するなら「ギガホ」がお得

ギガライトでは7GB以上で速度制限となるので、7GB以上使うことが多い人は大容量プランの「ギガホ」がおすすめです。

▼「ギガホ」の概要

• 月額4,980円から利用できる30GBのデータ定額プラン
• 速度制限でも最大1Mbpsで通信できることが魅力

はじめの6カ月間は、5GB以上でギガホとギガライトは同額ですが、半年経つとギガホの方が1,000円高くなります。2つのプランで迷っている人はこの点は要注意ですね。

あくまで「7GB」を基準にどちらのプランを選ぶかを考えてみると良いでしょう。

旧プランと料金比較：「家族でドコモ」の人にはお得になった

「ギガライトは、以前のプランに比べて本当にお得になったの？」

「ギガライトに乗り換えれば本当に料金は安くなるの？」

など気になっている方も多いのではないでしょうか？

新プランの料金は、以前のプランに比べると大幅に安くなっています。家族割がない人でも、旧プランよりかなり安く利用できます。

ただし、docomo with適用中の人は、新プランへ乗り換えると料金が高くなることもあるので注意が必要です。

ギガライトと旧プランの比較を見ていきましょう。

旧プランの「使った分だけ」のプランは月額2,900円～

旧プランの使った分だけのプランとして「ベーシックパック」というのがありました。

▼ベーシックパックの料金

こちらは月額料金は2.,900円～で、家族割は特にありませんでした。ギガライトへの乗り換えを考えている人なら、現在こちらのプランを契約中の人が多いと思います。

この「ベーシックパック」と新プランのギガライトを比較していきましょう。

「旧プラン⇒ギガライト」で半額以上安くなることもある

家族でドコモを利用している人なら、半額以下まで安くなることもあります。同じような契約で料金を比較してみると以下の通り。

1GB以下の利用なら、旧プランの半額以下で利用できます。

家族割がない人についても、料金を比較して見ると以下の通り。

家族割がない人も、旧プランと比べると1,000円以上料金が安くなっています。年間で1万円以上の節約になるので大きいですよね。

旧プランで「ベーシックパック」で契約中なら、家族割ありなしに関わらず、ギガライトへの乗り換えを考えてみると良いでしょう。

シェアパックからの乗り換えでも4割近く安くなる

現在、旧プランの「シェアパック」を利用している家庭も多いと思います。シェアパックとも料金を比較してみましょう。

「シェアパック⇒ギガライト」の乗り換えでも、実はかなり大幅な節約が見込めます。家族4人でシェアするケースと比較してみると以下の通り。

シェアパック⇒ギガライトでも、4割ほど安くなります。年間で6万円の節約が見込める計算です。

シェアパック利用中の方も、家族でギガライトへの乗り換えを検討してみると良いですね。

「docomo with⇒新プラン」なら料金が高くなることもある

現在、docomo withを利用している人は、旧プランのままの方が安くなる可能性があります。

docomo withは、iPhone7、iPhone6sなどの対象機種をドコモで購入した人なら、月々のスマホ代が1,500円割引になるというものです。

新プランへ乗り換えをすると、docomo withの適用は終了となります。

「docomo with」適用中で、かつ新プランで家族割の適用がないという人は、旧プランでdocomo withを継続した方がお得です。

新プランへの乗り換えの判断は、ザックリと以下の通りです。

実際に「docomo with」と「ギガライト」の料金を比較してみると以下の通り。

家族割なしの場合は、ほんの少しではありますが「docomo with」のままの方がお得になります。

ただし、家族割の適用受けられるのであれば、docomo withより新プランの方がお得になります。

家族割があるなら、docomo with適用中であっても迷わず「ギガライト」へ乗り換えをしましょう。

「ドコモ光セット割」は1GB以下で割引なしになった

ドコモ光セット割の割引額も新プランでは少し変更されています。

1GB以下で割引が付かなくなりました。このあたりはやはり改悪されたという印象を持つ人が多いようです。

ギガライトStep1にはドコモ光セット割はつかないんか
いらんやん

— はち (@Hachi_8h) April 15, 2019

ギガライトのステップ1（1GB以内）は、ドコモ光セット割」の対象外か。うーん……。

— fonland (@fonland) April 15, 2019

ただし金額にすると旧プランでも1GB以下の割引は100円のみです。差額としてはあまり大きくありません。

ベーシックパック⇒ギガライトであれば、ドコモ光セット割の割引額の差額はあまり気にする必要はなさそうです。

他社プランと比較：使った分だけのプランは差がない

au、ソフトバンクでも以下の「使った分だけ」のプランを提供しています。他社のプランと比べて「どちらがお得なのか」気になっている方もいるのではないでしょうか。

他社の「使った分だけ」のプラン

結論を言うと、使った分だけのプランについては、細かい差はあれど全体としてはあまり差がありません。

どのキャリアも家族割で月額1,980円～利用できるという点では共通しています。

2GB以下を使う人にとってはほとんど差がないと考えてよさそうです。どのキャリアを選んでも大きく損をすることはないでしょう。

ただしソフトバンクの「ミニモンスター」については、プラン契約から1年間限定の割引があり１年目は月額1,980円～ですが、2年目からは最安でも月額2,980円となるので、この点は注意が必要です。

現在、ドコモで契約中であれば、とくに乗り換えは考えず、そのままドコモでギガライトの契約を検討してみるのが良いでしょう。

ギガライトの評判

「ギガライトを実際に利用している人の評判はどうなの？」「悪評はない？」など気になっている方もいるかと思います。

ギガライトの評判は基本的に良好で「安くなった」という人が多いようです。

ただし、docomo withからギガライトへの乗り換えについては「少し高くなるかも」という声も一部あります。このあたりは注意しておく必要がありそうです。

悪評も含め、ギガライトの評判について確認していきましょう。

「料金が安くなった」という声は多い

昨日ケータイのプランをギガライトにしたら3500円も安くなった笑笑
浮いた金で釣竿買おかなあ

— rakuTAT( ᐛ ) (@rakuTAT0906) August 11, 2019

携帯の料金プランをギガライトに変更したら、40%安くなったわ。ライトユーザーもヘビーユーザー並みに払わされていたっちゅうことやな。あとは長期利用ユーザーにもっと愛を。

— だーさま (@doladola0802) August 11, 2019

ギガライトの料金については「以前のプランよりも安くなった」という評判が多いです。

とくに月々のデータ量が少ない人なら、大幅に料金が下がることもあるようですね。

シェアパックからの乗り換えについては、安くなるかが不安な人が多いと思いますが、「試算してみたら安くなるようなので乗り換えをした」という声が多く見られます。

ギガライトにして月のギガ消費数を確認。

俺→3GB以内
妻→1GB以内（全然使ってないww）
息子→3GB以内

ということでシェア10GBにしてた時よりも確実に安くなる事が確定。

家族で7GBがちょうどいいことがわかった。

— (@ShowGoRock) July 31, 2019

シェアパックの人も、ギガライトへの乗り換えを考えてみると良いですね。

「docomo with」から「ギガライト」にした人の評判

今すぐ急ピッチでdocomo with回線を用意するのと大人しくギガライトで組むのを比較したんですけど、
うちは3人家族なのもあって金額面はほぼ誤差でした
行動コストや思考コストを考慮すると圧倒的にギガライトです

— Lhaplus (@Lhaplus_K) May 26, 2019

3月に確保したDocomo with、今月で終了。
3GB/月で家族2回線ならギガライトの方が安くなった

— tatsushi (@tatsushi) May 31, 2019

docomo withからギガライトへの乗り換えについては「安くなる」「あまり変わらない」など様々な声があります。家族割の人数によって、どちらがお得になるかは変わってくるようですね。

docomo with適用中の人は、家族割の割引額など含めて事前に料金が安くなるのかはチェックしておくのが良さそうですね。

「ギガライトだと足りない」という評判もある

うーん、ドコモの新料金にすれば下がるのかイマイチわからんな
いままでシェア１０だったけど、ギガライトだと足りないからギバホになるから結構高く付きそうな予感

— 木阿原 (@kiamoto1988) April 15, 2019

ギガライトやっぱり足りないな…。変えようかな。

— うた (@n4juE966P06lAC0) July 21, 2019

ギガライトの7GBだと容量が足りないという人もけっこういるようです。7GB付近のデータ利用のを人は多いので、ここはネックとなっているようですね。

ギガライトの利用者にとっては、ギガホの料金になるとかなり割高になるイメージが強いようで、このあたりはデメリットと感じている人が多いようですね。

まとめ：ギガライトは旧プランよりかなり安い。ただし、docomo withの適用者は注意

ドコモの新プラン「ギガライト」について解説しました。

ギガライトは家族でドコモを使っている人だけでなく、一人でドコモを利用している人でも、旧プランよりお得に利用できるプランです。

ただし、docomo with適用者は、場合によっては旧プランのままの方がお得なこともあるので、この点は注意が必要です。

データ利用量があまり多くないドコモユーザーなら、ぜひ「ギガライト」への乗り換えを検討してみると良いですね。

ちなみに：ドコモの契約はオンラインショップがお得です

ドコモ契約を検討しているのであれば、オンラインショップがお得なので、かんたんに説明しておきますね！

理由は以下の3点。

1. 事務手数料がかからない（3,000円おトク）
2. 頭金がかからない（3,000円〜10,000円おトク）
3. 来店しなくてもOK
4. 待ち時間がない

単純に金銭面でお得なのでおすすめですが、それだけでなく来店の必要がないので時間も節約できます！

デメリットは店員さんに相談できないということでしょうか？

しかし、オンラインショップならチャットサポートで相談ができますし、対面じゃないので営業を受けることもありません。

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